自動ストップロスは投資家を保護する

ヨーロッパの話題が多いのも今年の特徴です。
昨年からギリシャの財政危機は頻繁に報道されています。
デフォルトに陥る間際に欧州連合とIMFが支援を実施し現状を維持しています。
緊縮財政が融資の条件となっていますが、実行する保証はありません。
国債の償還時にはまた同じような危機がでてくるのは明らかです。
都度ギリシャに支援を実施するのは、デフォルトに陥るよりも欧州連合から離脱する方が世界経済にとって影響の度合いが大きいからのようです。
財政危機はスペイン、イタリアも直面しており、欧州の経済状況は下降しつつあるようです。
中国は欧州との貿易が大きな割合を占めており、欧州の景気下降により、中国の経済発展が落ちてきています。
日本にとって中国はアメリカについで貿易額が多く経済関係では大変重要な国です。
中国への輸出に影響が出ています。
現在の世の中は海外での出来事が瞬時に伝わります。
直接影響がないと思われることでも、どこで関連しているかはわかりません。
かならず、なんらかの関係があると思うほうが正しいかもしれません。
為替にもなんらかの影響がでます。
どの国の通貨がどの程度変動するかは、誰にもわかりません。
株式証券でも、商品でも価値を決めるのは需要と供給のバランスです。
通貨の価値もその時の需要と供給のバランスで決まると思います。
損失を最小限に抑えることが大切である
海外の出来事で通貨に与える影響が予想できれば、外国為替証拠金取引でいつも利益を得ることができるかも知れません。
予想は誰もしますが、それが当たれば、利益を得ますが、はずれれば損失となります。
外国の大手ファンドや機関投資家のビッグマネーの動きで通貨の相場が変動します。
どの通貨にどの程度マネーが動くのかはまったくわかりません。
基本はリスクの回避と利益の確保をめざして、資金移動をすると思いますが、人が変われば考え方も変わります。
個人投資家は投資商品が上がるのか下がるかのどちらの流れが大きいのかを想定して取引をしているのがほとんどだと思います。
為替に大きく影響がある突発的な出来事はいつ起こるかはわかりません。
リスクは最小限に抑えることが一番大切なことといえます。
そのために自動ストップロスという仕組みがあります。
損失額が一定の割合を超えると、自動的にポジションを清算して損失を確定させます。
証拠金が損失により減少しますが、最低必要とされる証拠金水準を下回ると自動的に発動されます。
自動ストップロスがない業者もあるようです。
その場合は自分で損失額を決めるイフダンという注文で対処することが大切と思います。
為替は24時間変動します、また外国為替証拠金取引は値幅制限がありません。
損失となった時の対応策は必ず必要です。
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